うつ病
日本人では、15人に1人が一生のうち一度はかかるというデータもあり、稀ではない疾患です。
うつ病には3つの特徴的な症状を認めます。
- 抑うつ気分:沈んだ気分が続く。
- 興味/喜びの減退:大好きだった映画を観ても面白くない。趣味を楽しむことができない。
- 易疲労感、活動性減退:疲れやすく、活動できない。
これらの症状が一時的でなく、持続することが特徴です。うつ病では精神的な不調のほかに、胃もたれ、食欲不振、不眠などの体の症状が目立つことがあり、内科や外科などの診療科を受診される方が多いのも、特徴です。
うつ病の治療には、抗うつ薬を中心とする薬物療法が第一選択となります。
もし、体の不調があって、内科や外科で診察、検査を受けても問題ないと言われたが、症状が改善しないということがありましたら、一度、当クリニックにご相談ください。