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強迫性障害

 「ちゃんと鍵をかけたけど、鍵を閉め忘れていないか?誰かに入られるかもしれない」と不安になり(強迫観念)、何度も繰り返して、ドアノブを回して、鍵がかかっていることを確認する(強迫行為)。こんな経験は誰にでもあることです。これらの確認行為が1-2回なら問題ありませんが、数十回になったら日常生活に大きな影響が出るようになります。重症化すれば、外出するのに数時間かかるようになり、外出することが困難になることもあります。このように、強迫症状(強迫観念、強迫行為)などにより、日常生活、社会生活を障害されるのが強迫性障害です。

 一般人口の1-2%程度の人がこの病気にかかると推定されています。多くは10代などの若年層で発症します。治療を受けない場合は、慢性的な経過を示すことが多いようです。

 確認行為がひどくて生活に支障を感じるようになった、強迫観念が続いてイライラする、気分が落ち込むなどの状態になったら、治療を開始することをお勧めします。

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