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社交不安障害(SAD)

 社交不安症は、人から注目される場面(大勢の人の前で話す、会話を交わす、プレゼンするなど)などで強い不安を感じる疾患です。人から注目されることに強い苦痛を感じるため、人前に出ることを避けたり、外出することに苦痛を感じるため、家に引きこもるようになり、日常生活に支障が生じるようになります。

 社交不安症の発症率は生涯で13%もの人が発症するというデータがあります。発症年齢は若く、多くの方が10代前半で発症します。慢性化しやすく、自然寛解率は20-30%にとどまります。

 治療には薬物療法や認知行動療法があります。薬物療法では、選択的セロトニン再取り込み阻害薬、セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬が有効とされています。

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